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2025/12/12 UPDATE

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「ガクチカ」で差をつける!理系学生の研究・実験経験を最強のエピソードにする方法


人事が研究を「ガクチカ」として評価する理由

💡 研究活動こそ、最高の「ガクチカ」である

理系学生にとって、研究室での活動は最も時間を費やし、最も困難に直面した経験です。

企業はガクチカを通じて、以下の3点を確認しています。
– 再現性:入社後も同じように課題に取り組み、成果を出せるか
– 主体性:指示待ちではなく、自ら課題を発見し、解決に動いたか
– PDCAサイクル:Plan → Do → Check → Action を回せるか

この記事では、地味に見える実験や失敗データを、企業が求める「問題解決能力」「粘り強さ」に変換するストーリーテリングのフレームワークを解説します。


1:ガクチカに必須の「STAR」フレームワークを研究に適用する

ESのガクチカは、以下の「STAR」フレームワークに沿って書くと、論理的で説得力のあるエピソードになります。
– S(Situation / 状況):どんな背景で研究に取り組んでいたか
– T(Task / 課題)      :解決すべき課題や目標は何だったか
– A(Action / 行動)  :その課題に対し、どんな工夫や行動をしたか
– R(Result / 結果)  :その行動によってどんな結果・変化が生まれたか


2:最強のエピソードを生む「課題発見」と「行動」の深掘り

研究を単なる「タスク」で終わらせず、あなたの能力をアピールするための深掘りテクニックを紹介します。

① S(状況)と T(課題):あなたの「目標設定力」を際立たせる
研究テーマ全体ではなく、あなたが最も苦労し、主体的に動いた一部分に焦点を絞りましょう。
– ❌ NG例
「〇〇教授の研究室で、〇〇物質の合成に取り組みました。」(主体性が伝わらない)
– ✅ OK例
「私の研究テーマで最もボトルネックだったのは、合成プロセスの再現性の低さでした。私はこれを1ヶ月以内に90%以上に安定化させるという具体的な目標を設定しました。」

② A(行動):あなたの「独自の工夫」を具体的に示す
企業が知りたいのは、あなたが何を考え、どう行動したかです。
行動は「数量」と「内面」の両方で語ると強くなります。

■ 行動の具体化
「指導教員に相談した」
→ 「関連論文20本を読み込み、3つの仮説を立て、教授の助言を得ながら検証実験を週5回実施した。」
■ 思考の言語化(内面)
「データがすべて失敗したとき、諦めそうになったが、『データのないところに課題の本質はない』と考え、失敗要因を分析するチェックリストを作成した。」

③ R(結果):成長と汎用スキルに結びつける
結果は必ず定量的に示し、その経験が将来の仕事にどう活きるかまで書きます。
– 定量的な結果
「結果、再現性を93%に引き上げ、研究期間を2週間短縮できました。」
– 汎用スキルへの転換
「この経験を通じて、予期せぬトラブルに直面した際に冷静に要因を分析し、短期的な計画を再構築する能力が身につきました。この力は、貴社の〇〇プロジェクトにおける技術的課題にも貢献できます。」


企業に刺さるガクチカに仕上げる最終ステップ

ES提出前に、以下の3点を必ず確認しましょう。
– ✅ 最も困難だった具体的な課題(T)は明確か
– ✅ あなた独自の「考え」と「行動(A)」がセットで書かれているか
– ✅ 研究経験を志望企業の仕事に活かせる汎用スキルへつなげているか

🔥 あなたの研究室での「困難」は、社会で通用する「能力」です。自信を持って、そのストーリーを企業に伝えてください!


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