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2025/12/19 UPDATE

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「研究が進まない」は武器になる!進捗ゼロから評価を勝ち取る伝え方の極意


「成果」へのこだわりが、あなたの評価を下げている?

理系就活生の多くが、「輝かしい成果」や「学会発表の経験」がないと
面接で勝負できないと思い込んでいます。

しかし、企業の技術面接官の本音は異なります。
彼らが最も警戒するのは、「順調な時の話しかできない学生」です。
なぜなら、実社会のR&Dや生産技術の現場は、
9割が「思い通りにいかないこと」で構成されているからです。

進捗がゼロである現状をどう捉え、どう言語化するか。
それこそが、あなたの 「エンジニアとしての資質」 を証明する最大のチャンスになります。


🔸 現状を「失敗」ではなく「知見」に変換する

面接で「進捗はどうですか?」と聞かれた際、
「まだ結果が出ていません」とだけ答えるのは最悪の回答です。

これは思考停止を意味します。

• 「負のデータ」は宝の山
「予想した結果が出なかった」ということは、
「その条件ではうまくいかない」という立派な知見が得られたということです。

• 「進捗ゼロ」を構造化する
「何もしていない」のではなく、
「〇〇を試したが、××という理由で期待した結果が得られなかった。現在はその原因を特定するプロセスにいる」と伝えることで、常にPDCAを回している姿勢を示せます。


🔹 面接官を唸らせる「ボトルネック分析」の提示

進捗がない理由を、どれだけ解像度高く分析できているか。
これが「論理的思考力」の評価に直結します。

• 要因を切り分ける
「進みません」ではなく、
「課題は3点あります。1つ目は実験系の精度、2つ目は解析アルゴリズムの不備、3つ目は……」と
問題の切り分け(ロジックツリー) を提示する。

• 「自分のせい」と「環境のせい」を区別する
装置の故障など自分では制御不能な問題(環境)に対し、どうリカバリーしたか。
知識不足(自分)に対し、どうキャッチアップしたか。
この 主体的な姿勢 が実務で最も求められます。


🔺評価を逆転させる「これからの戦い方」

進捗がないことを認めた上で、面接官が最も見たいのは「その先」です。

仮説のアップデート
「当初の仮説Aは棄却されました。現在は、失敗から得られた知見に基づき、仮説Bを立てて検証準備を進めています。」

• マイルストーンの再設定
「卒業(または入社)までの限られた時間で、最低限どこまでのアウトプットを出すか」
という現実的なゴール設定とスケジュール感を語ることで、仕事の進め方を理解している印象 を与えられます。


✅ 【模範回答例】「進捗ゼロ」からの逆転プレゼン

「正直に申し上げますと、現在研究は当初の予定より遅れており、目に見える成果はまだ出ていません。しかし、この3ヶ月の『停滞』こそが、私にとって最大の学びとなりました。
〇〇という反応が起きない原因を特定するため、条件を5つのパラメータに分解して検証した結果、理論値と実測値のズレが××に起因することを突き止めました。成果という形にはなっていませんが、このプロセスを通じて、『複雑な事象から真の課題を抽出する力』 を養うことができました。今後はこの知見を活かし、来月末までに……」


まとめ:面接官は「未完成のあなた」に投資する

完成された研究成果を自慢する学生よりも、
「泥臭い試行錯誤を論理的に楽しめる学生」 の方が、技術者としての伸びしろを感じさせます。

「進捗がない」ことを恥じる必要はありません。
それを どう分析し、どう次に繋げているか を、自信を持って、かつ論理的に語り尽くしましょう!


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