2025/7/8 UPDATE
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理系こそコンサル?メーカー?ファーストキャリアの選び方【迷える就活生へ】

「理系だからメーカー、一択?」…本当にそう?
技術職=メーカー、というイメージは根強いですが、
近年は理系出身でコンサルやIT企業を目指す人も増えています。
一方で、
「研究内容と関係ない仕事ってアリ?」
「文系っぽい職種を選んで後悔しない?」
そんな不安の声も。
この記事では、理系学生がファーストキャリアを選ぶときの考え方や、
職種ごとの違い・向き不向きをわかりやすくまとめました。
そもそも、理系が選べるファーストキャリアはどんなものがある?
まずは代表的な進路を整理してみましょう。
① メーカー(技術職・研究職)
・モノづくりの現場で、自分の専攻を活かせる
・安定志向・働き方重視の人に人気
・海外展開・グローバル志向なら商社寄りのメーカーもアリ
向いてる人: 実験・分析が好き、じっくり物事に取り組みたい、現場志向
②コンサル(総合/IT/技術系)
・顧客企業の課題を見つけて、解決策を提案する仕事
・工学的なロジック思考や、データ分析スキルが武器になる
・理問わず募集しており、年収水準が高め
向いてる人: 話すのが好き、短期で成果を出すのが好き、多様な業界を見てみたい
③ IT企業(SE・データサイエンティストなど)
・プログラミングや数理モデルのスキルが活かせる
・自社開発/受託開発/SIerなど種類は多い
・AIや機械学習、ビッグデータ活用の最前線に携われる
向いてる人: ロジカル思考、デジタルツールが得意、新しい技術に興味あり
④ その他(金融、商社、教育、国家公務員など)
・理系的な思考力を活かしつつ、あえて別分野で勝負する人も
・金融×数学、教育×理科、環境系公務員など進路は多様
向いてる人: 社会的意義を重視したい人、専門にこだわらず広くチャレンジしたい人
よくある誤解とその解消
「専攻と関係ない業界は志望しづらい」
→ 研究と職種が完全一致する人は少数派。スキルの応用力をアピールすればOK!
「技術職のほうがつぶしが効く」
→ コンサルやITでも、問題解決力・コミュ力・マネジメント力は他業界でも重宝されるスキル
「理系が文系職を選ぶのは逃げ」
→キャリアは“専門”より“適性”で決める時代。逃げではなく戦略的な選択です◎
どう選ぶ?理系学生のためのキャリア選び3つの視点
① 自分の「好き・得意」に正直になる
→ 研究が好きなのか、社会課題に興味があるのか、そもそも人と話すのが楽しいのか…?
向き不向きを見極めることは、決して甘えではありません。
② 「業界」よりも「職種」を見る
→ 同じメーカーでも、研究職・開発職・営業技術職で仕事内容は全然違います。
文系寄りの企業でも、エンジニアや技術営業のポジションがあることも。
③ “最初の会社=一生”ではない
→ ファーストキャリアで得られる経験は財産。でも転職やキャリアチェンジが当たり前の時代です。
「今の自分に合っているかどうか」で判断してOK。
まとめ
理系の進路に「正解」はない。でも「納得感」は必要。
理系だからメーカー、文系だから営業職、という時代はもう終わり。
大事なのは、自分の選んだ理由に納得できることです。
・専攻を活かしたい → 技術職・研究職
・ロジカルさをビジネスに使いたい → コンサル・IT
・世の中を広く見たい → 異業種チャレンジもアリ
自分らしいスタートを切るために、納得のいく選択をしていきましょう。
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