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2018/12/5 UPDATE

  • Interview

社会貢献を軸にシステムインフラを提供
―ニッセイ情報テクノロジー株式会社

確固たる専門知識をベースに関係者との密な連携で大規模インフラ開発を推進

企業の根幹をなす情報システム。特に「システムインフラ」は、表立っては見えにくいものの、企業のあらゆる取引や管理業務を支える基盤と言っていい。ニッセイ情報テクノロジーは、お客様の要望や課題を解決するため、コンサルティングやシステム開発、その後のシステムの維持管理まで一貫したサービス提供を行うソリューションベンダーだ。


[ PROFILE ]

工藤まどか(くどうまどか)
1987年生まれ。明治大学情報コミュニケーション学部を卒業し、2011年にニッセイ情報テクノロジー株式会社へ入社。基盤ソリューション事業部で日本生命の大規模開発のサーバー構築を経験。その後、同事業部で開発したシステムのサーバー維持管理・システム運用移管業務を担当。4年目からはシステムリニューアルに伴うサーバー基盤の開発でプロジェクトリーダーを担当。


これまでの開発経験を活かしリーダーへステップアップ

入社して3ヶ月間の全体研修を経て、配属されてすぐにサーバー開発やテスト検証を担当していた工藤氏。
システムエンジニアとしてスキルのベースとなる業務を経験した後、3年目になる頃から、お客様である日本生命の主要業務を一手に担う大規模システムのインフラ維持管理業務を担当。
全国に約5万人いる営業職員が日常の保険提案・営業業務に使う端末を対象としたシステムを安定的に運用するための業務だ。
営業職員が使用するアプリケーションの稼働状況確認や、本番切替え時の移行確認、システム停止を行う際のバックアップ取得業務などを自らが担当し、3年目を終えるまでにインフラ構築から維持管理まで様々なスキルを身につけた。

4年目にはシステムリニューアルのプロジェクトリーダーに任命された。リーダーの仕事は、お客様との要件調整、各担当者の設計内容を確認することはもちろん、プロジェクトの進捗を確認し、本番稼動に向けてマネジメントを行う、非常に責任のある仕事だ。
「リーダーになると、要件調整やシステムインフラの影響分析結果の確認を実施する機会が増えていきました。
最初のころは『大変だな』という気持ちが先にたっていましたが、担当していくうちに『どうすれば上手く調整できるだろう?』『どうすれば不具合がなくシステム構築できるだろう?』と考えられるようになっていったのです」
リーダーを担うようになってからは仕事に対する意識が変化したという。
もっとインフラのノウハウを吸収できるように色々なレビューに参加したり、どの担当者が分析をしても高い品質が維持できるように作業手順や確認ポイントを標準化するなど効率的にシステム品質を高めたいという思いが強くなった。

アプリケーション担当や運用担当など関連者との密な連携で安定稼動を実現

システムの安定稼動を実現するためには、サーバーの日々の稼働状況確認やリソースの使用状況を確認するなど、様々な視点で評価データを測定し、お客様へ報告する必要がある。こうした安定稼動を支える取組みはもちろん、アプリケーション側との調整や、本番稼動後の維持管理をするメンバーへの引継ぎなど、他グループとの連携も不可欠だ。

「開発の途中でアプリケーションの機能追加が必要となると、データベースのテーブル追加を依頼されたり、夜間のバッチ処理・一時ディレクトリの容量が増加したりと、アプリケーションの機能追加がシステムインフラに与える影響は少なくありません。
急な機能追加を依頼されることもありますが、まずは影響を分析し、機能追加の取り込みが難しい場合には、アプリケーションの担当者と打開策を一緒に考えるようにしています」システムインフラに追加開発が必要となった場合でも、もちろん本番日は動かせない。
追加開発するだけでなく、事前に手を打つことが必要になる。

「特に大規模開発の場合は、本番稼動の前に『プレ本番』を設定し、本番稼動状態をシミュレーションして問題がないか確認します。プレ本番はアプリケーション側の協力が不可欠です。そのためプレ本番でどの業務を確認すればシステムの安定稼動を効果的に担保できるかアプリケーションの方に選定をお願いしています」

また、システム運用チームのメンバーもステークホルダーになる。
「私たちが構築したシステムインフラは本番稼動後、運用チームに引き継ぎます。本番稼動後ではなく、開発の早い段階から運用チームのメンバーから要望を聞くようにしています。上流フェーズの要件定義などから運用チームメンバーの意見を吸い上げていくようにすることで、いろいろな問題を未然に防いでいます」

自身の配下のチームメンバーだけでなく、アプリケーション領域や運用領域との密な連携を主体的にコントロールしているからこそ安定したシステム稼動を実現できるのだ。

お客様や仲間を励みに新たな価値創造を目指す

仕事をするうえでやりがいになっているのは、大規模なプロジェクトに関わる同期のメンバーの活躍だという。
「同期のメンバーが現在では大きなプロジェクトのリーダーになっており、一緒にプロジェクトを動かして案件を推進していっているのは本当に励みになります。研修時代に切磋琢磨しあった同期と、一緒に頑張れることが嬉しい。また、私がインフラの専門ということで、事前に相談に来てくれることも多くあります。一体感を感じられますね」

また、喜びを感じるのはやはり本番稼働がスタートした後だ。
「過去の経験を振り返りながら対策を立てて本番への準備をしています。その結果、無事に本番稼動を迎えた後に、お客様から感謝の言葉をいただいた時は大きな喜びになります」

今後は、時代に合わせて先端技術も取り入れていきたいと考えている。
「現在、人の手に頼っているものを機械化する取組みとして、1台のサーバーで環境を変更したら、他のものもリモートで反映するような仕組みを考えています。将来的にはAIなどの導入も検討していく予定です」
お客様へ安定したシステム稼動を実現するシステムインフラを提供するだけでなく、お客様へ付加価値を付けた新しい取組みにも挑戦していく。

確かなインフラ技術を持ったプロジェクトマネジャーを目指して

同社の育成制度では事業内容に合わせて、営業やコンサルティングから、システム開発や運用におけるプロジェクトマネジャー、アプリケーション・インフラに関するスペシャリストなど、それぞれの専門性を持った9つのキャリアパスから、自分自身でキャリアを選択していく。

リーダーとして仕事に取り組む工藤氏は「インフラ技術を持ったプロジェクトマネジャー(PM)」を目指すという。
「リーダーを担当して感じているのは、開発の規模に応じて関係する人の範囲が増えていくということ。関係者と調整をしながらプロジェクトを推進するためには、まずは自分のチームをマネジメントできるよう、自分の担当するインフラ領域の知識や技術をしっかり持った状態で臨まないといけないと実感しています。また、これまでの開発から運用領域までの自分自身の経験を活かし、チームメンバーの開発に対する悩みや苦労を理解した上でサポートできる、そんなPMになりたいと考えています」

同社の設定する専門人材コースの認定制度(NCP認定制度)は情報処理学会から認定情報技術者(CITP)の企業認定を受けており、社内のスペシャリストであると同時に、社会的にもその高度な専門性が認められるという制度である。
また、社内の研修制度も専門人材コースに沿った研修が充実しており、個人のスキルアップをサポートしている。
人材育成は、当然ながら各所属でも取り組まれている。
工藤氏が所属する基盤ソリューション事業部ではインフラ人材としての技術習得のため、勉強会の開催やサーバーの構築演習を実施。環境構築、OSの設定、ミドルウェアの開発、セキュリティ環境設定など自分で考えながら一通りのものづくりを経験できる育成を行っている。

「若手のメンバーが『こういう考え方はどうですか?』といった相談をしてくれるのは嬉しいです。一緒に考え、工夫をしながら育成しています」
組織的なインフラ技術やマネジメントのノウハウがあることはもちろん、工藤氏のようなリーダーがいるからこそ、お客様の大規模なシステムを安定的に提供することができるのだろう。

『社会に貢献する』という軸を持って今も仕事に取り組む

そんな工藤氏自身の就職活動時には、譲れないものを持っていたという。
「社会貢献をしたい、という思いです。お客様が生活していく上で役に立てることをやりたいと思っていました。システム系なら、保険や医療など、生活と切り離せないものがいい。その思いは最後までぶれることなく譲れないと思っていたので、自己PRは自信を持って臨めたと思います」

そんな就活中、自分たちが尊重されていると感じたのがニッセイ情報テクノロジーのインターンシップでの採用担当者の言葉だったという。
「『当社に入社してほしいということよりも、自己分析を通して自分自身をしっかりと見つめて、社会に貢献してほしい』とおっしゃっていて、感銘を受けたことを今でも覚えています」
自分の軸があるからこそ、ぴったりの企業に出会えた時に見極めることができるのだろう。

「就職活動をしていると、『企業に受入れられるためにはどうしたらいいか』『どうすれば内定をもらえるか』と考えてしまい受け身になりがちです。でも本来、企業と就活生は対等だと思います。『ここだけは譲れない』という自分の軸をもって臨むとよいのではないでしょうか。就活に関わらず、仕事でうまくいかなくなった時も、軸があると軌道修正がしやすいと思います」

という工藤氏は、これからも確かな軸を持ち、社会に貢献するべくチャンレンジを続けていくのだろう。

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